2008-01-14

Kanasan.JS JavaScript第5版読書会#02

今回は、午前中は Lightening Talk、午後は読書会の 2 部構成で、人数も 40前後、東京からの参加者もあり、と、読書会というよりはイベントと呼ぶのが適切な賑やかさだった。1 回目の時も人数にびっくりしたんだけど、やっぱりすごいね。

午後 (13:00~16:30 の 3 時間半) の読書範囲は、6 章「文」と 7 章「オブジェクトと配列」 (P.81~P.122)。読んでる時は全然余裕なかったけど、前回が P.15~P.80 だったことを考えると、結構スローペースだったのかも知れない。

読書中の議論は平均して高いレベルを維持していた。一応本を中断してついていこうとはしてたけど、途中で諦めた。
Lingr そっちのけでひたすら読むことに集中している True 初心者はどれくらいいたんだろ。会話がいい感じに弾んでいたことと、勇気を出しておバカ質問を何度かやってみた感触を考えると、私と同じ層の人 (辛うじて本を読みながら Lingr を見ることができるけど、そこの会話は理解できない) はいなさそうな感じ。

ログは Lingr に残っているので、個人的なメモをいくつか。

  • 式と文の違いはとても重要 (by amachang さん)。読書会的には、「式は値を返すもので、文は値を返さないもの」とまとめられたけど、まだちょっとしっくり来てない。実際にコードを書きながら注意していくしかないかなぁ。
  • 関数定義最初に解析されるので、(それが使用されるスコープ内であれば) どこに書いてもいい
  • 同名の関数定義は、後のもので上書きされる
「配列の要素をオブジェクトに追加することができる」というのが謎。
var c = new Object;
c[0] = "this is an array element of an object!"
Array クラスの特性を何も持っていない (length プロパティも使えないし pop も shift も出来ない) なら、それ (c[0]) は配列の要素っぽい表記に見えるだけで、単純に '0' という識別子をもったプロパティなだけに思える。んだけど、わざわざ配列の要素って書くからには何か違う部分があるってことだよね……。
理解できなくても使う上では困ることはなさそうだけど、なんかスッキリしないのが残念。